本多さん、頑張る!

下北沢シュワッチ!にも存在感がずしんと感じられる下北沢の顔、演劇。そもそも下北沢が演劇の街と呼ばれるようになったきっかけは30年ほど前のこと。今では下北沢で本多劇場グループと呼ばれるぐらい有名な本多劇場について知らないでは、下北沢の演劇を知っているとは言えません。
本多一夫さんという人、新東宝という芸能関係の会社で俳優になりましたが、会社はすぐに倒産してしまいます。仕方なしに、その頃住んでいた下北沢で飲食店を始めたのが大成功。地域で店舗数を増やし、ビルやマンション経営まで事業を拡大していきました。
かつて俳優だった本多さんは、成功したからには地元に演劇場を作ろうと決意します。うまくいかないぞなどと周囲に心配されながらも、ついに念願の本多劇場が完成。新進の役者や劇団には発表の場がなかなか探せなかった当時の演劇界、ありがたい劇場ができたと、次々と下北沢に集まって上演するようになりました。で、本多さんとしても、本多グループとして劇場数を増やしていったというワケです。下北沢シュワッチ!でも熱い演劇で光っている街ですからね。